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この前の対戦相手 ~ イエメン モカ バニーマタル   

この前の対戦相手は、イエメン モカ バニー・マタル
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欠点豆はけっこう多く、10%くらいはハンドピックで取り除かれます。
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珈琲が好きな人ならおそらく誰でもみんな、『モカ』の魅力の虜になった経験があるのではないでしょうか。


僕もそのひとりです。




今までに『モカ』と名の付く生豆をいろいろ仕入れてきたのですが、


一度も満足のいく焙煎ができず、悶々としておりました。






浅煎りの酸っぱいモカではなく、


昔々、師匠が焙煎した深煎りのモカをいただいたときの味、香り、それが忘れられないんです。








ウォッシュドのモカによくある『紅茶にも似たフレーバー』や『フローラルな香り』は


ときどきではありますが、自分の焙煎でも味わうことができます。





しかし、ナチュラルのモカ特有の香り、モカ臭というのでしょうか、


(僕は勝手に『ホワッと感』と言ってますが)何とも表現し難い香りがあるのですけど、


深煎りまでもっていって、なおかつこの『ホワッと感』を出す、


これがなかなかムツカシイ、、、ような気がします。







ちなみに僕の言う、この『ホワッと感』とは・・・、

タバコとか、薬とか、(昔の意味でいう)“ヤバい”、

きっとPTAから苦情がくるような、少々危ない感じのするフレーバーです。

中毒性の点で言えば、音楽で言うと『ブルース』でしょうか・・・。(よけいにわかりにくいですね。)

とにかく、モカもブルースも、一度知ってしまうと抜けられません。






そんな中、ちょうど2年前になりますが、Oさんのご好意で譲っていただいたのが、


ナチュラル精製の、このバニー・マタル。


そのとき何を血迷ったのか、奇跡的にホームラン級の当たりが続きました。


初めて自分で、その『ホワッと感』を出すことができたのです。






その後、譲っていただいた生豆もなくなり、バニーマタルからは遠ざかっておりましたが、


今回久しぶりに手に入りました。





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そんなこんなのバニーマタルですから、期待が大きすぎたのでしょうねぇ。


残念ながら50点くらいの出来でした。


まあ、しょうがないか・・・。次はこの反省を元にやってみるぞ・・・、


などと思いながら10日ほど経った今朝、






いつも通りにガリガリとミルを回してますと、なんとあの『ホワッと感』が漂ってくるではありませんか・・・!


やったぁ~!! 熟成してきたのでしょうか、もうびっくりです。






それにしてもこの焙煎機
この前の対戦相手 ~ イエメン モカ バニーマタル_b0186569_1711450.jpg

タダモノではないですなあ。


徐々にパターンがつかめてきたぞ。













by style-zero | 2012-03-04 17:01 | Comments(2)

Commented by mai at 2012-03-04 23:34 x
http://www.irose.jp/collection-d230.html
これ、見てみて〜!!
Commented by style-zero at 2012-03-06 11:44
半円形のふたが3つあるのかなあ。
もう少し写真があればわかるんだけれど・・・。

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