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花へんろ特別編 『春子の人形』   

もう終わったことで申し訳ないのですが、

ちょうど1カ月前のNHK BSプレミアム

愛媛県限定で、あるドラマが放送されました。



花へんろ特別編 『春子の人形』
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昨年お亡くなりになった

松山出身の脚本家、早坂暁さんの遺作。

実話を元に、若くして亡くなったご自身の妹さん(春子)のことを描いています。

こんなにも悲しくて切ない、そして味わい深い作品とは思いませんでした。


僕の拙い解説よりも

詳しくは、NHKのHP↓

をご覧になってください。





ドラマだけでなく、挿入歌も素晴らしかったです。

『みんな夢の中』

作詞:浜口庫之助

作曲:浜口庫之助

唄 : 玉置浩二





恋はみじかい 夢のようなものだけど
女心は 夢を見るのが好きなの
夢のくちづけ 夢の涙
喜びも悲しみも みんな夢の中

やさしい言葉で 夢がはじまったのね
いとしい人を 夢でつかまえたのね
身も心も あげてしまったけど
なんで惜しかろ どうせ夢だもの

冷たい言葉で 暗くなった夢の中
みえない姿を 追いかけてゆく私
泣かないで なげかないで
消えていった面影も みんな夢の中


歌詞を改めて見ると

女性の恋心を唄ったものだろうけれど、

これは、この世で出会ったすべての人たち、この世で起こったすべての出来事に対して語っているように感じます。

『人生は儚く短い。出会いがあれば必ず別れがある。この上ない喜びも耐えられないほどの悲しみもどうってことはないよ。所詮はほんの一瞬の夢なんだから。せっかくこの世でめぐり逢えたのだから仲良くやっていきましょう!』

そう聴こえてきます。



この曲、なぜか聴き覚えがあるのです。

調べてみますと、

1969年(昭和44年)高田恭子という歌手のデビューシングルとありました。

この唄や歌手のことはまったく知りませんが、

当時大ヒットして幼い僕の頭の何処かに残っていたのかも。




この一年の間に

僕の母、叔父、妻方の伯母、身近な3人の方が旅立ちました。

歳の順とはいえ、この世で出会った人たちとの別れは寂しいものです。























by style-zero | 2018-09-09 11:00 | Comments(0)

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