使用レポート・・・、といきたいところですが
今はまだスタートラインにすら立てていない気分、
この焙煎機のすばらしさにまだ実力が追いついていない感じです。
(どちらもブラジル/手摘み完熟豆)
本日で8回目の焙煎となりましたが、まだポイントやタイミングがつかめません。
焙煎を始めて17年、初めて挑戦する焙煎機は思った以上に難しいです。
ただ、煎るだけなのになあ・・・。
今まで、手網のテキトー焙煎でやってきましたが、
テキトーとはいうものの、自分なりの様々な判断基準がありまして
(たとえば、時間、音、煙の色、豆の重さ、香り、薄皮の量など)、
それらを知らず知らずのうちに判断して焙煎していたようです。
ところが新しい焙煎機に対しては、そのあたりの常識が通用せず(構造が違うから当たり前ですが)
今はもがき苦しみながらやっています。
慣れるまでには、たぶん1年くらいはかかると思うけど・・・。
問題点は、
①煙の量が半端なく多い。そのため火災報知機が鳴ったりしないかヒヤヒヤ。
②当然換気扇は“強”。よって2ハゼの始まりが聞こえにくい。
③1ハゼ終了から2ハゼ始まりまでの時間が短くなる傾向にある。
④2ハゼの進行が速すぎる。(手網と比較するからあたりまえ)
⑤そのため煎り止めのタイミングがつかめない。(また豆が見えにくい)
ただ、
1度だけびっくりするようなホームラン焙煎ができました。
それと、今まで自分の中に積み重ねてきた『常識』が通用しないだけであって、
徐々に慣れてきた今は、
焙煎自体は、実はかつて経験したことがないような香りや雰囲気を醸しだしています。
まだまだ『甘味』は出せておりませんが・・・。
大きな可能性を感じさせてくれるこの焙煎機は、
挑戦し甲斐があります。今後がタノシミ、たのしみ。